
元・国内大手医療機器メーカー管理職 / Balance Method 創始者
数字に追われる日々の中、組織の歪みに直面し、心身のバランスを崩す。
「戦略的撤退」としての休職を経て、NLP・脳科学・コーチングを融合した独自のメソッドを開発。
「演じる」人生から「在る」人生へのシフトを提唱し、自分軸を取り戻す活動を展開中。
「演じる」から、「在る」へ。私が「戦略的撤退」を選んだ理由。
■ 走り続けた「Doing」の日々
私が今の会社に入ったのは11年前。
外資系医療機器メーカーから転職し、来る日も来る日も車で300キロ以上を走り回る日々でした。
「数字」こそが正義。
とにかく一番を目指し、がむしゃらに働き続けました。
その甲斐あって5年前、わずか5%しかいない女性管理職へと昇格。
「新しい世界が見える!」という興奮に震えました。
メンバーと共に切磋琢磨し、全国トップの成績を叩き出したあの高揚感。
当時の私は信じていました。
「成果を出すこと(Doing)」こそが、私の価値なのだと。
■ 組織という「怪物」との遭遇
潮目が変わったのは、ある事業部長の着任からでした。
私のスタイルは変わりません。けれど、組織の力学が変わりました。
身に覚えのない批判、公然での人格否定。
「マネジメント能力がない」というレッテル。
客観的に見れば、それは明らかに「出る杭」を標的にした組織の歪みでした。
それでも私は戦いました。「これくらい」「まだやれる」「耐えられる」。
私はマネージャーだ。メンバーを守らなきゃ。強い環境、強いチームを作らなきゃ。
そうやって「理想のリーダー」を演じ、歯を食いしばる私に、
「心」と「からだ」から、最終通告を突きつけられました。
何もないのに、涙が止まらない。
感情のコントロールが効かない。
私の中の「Nature(自然)」が、限界を訴えていたのです。
■ 人生を変えた「戦略的撤退」
そこで私は決断しました。
「戦略的撤退」です。
逃げるのではありません。
これ以上自分に嘘をつき、自分を壊してまで守るべき場所はここではない、
と気づいた…いえ、気づかされてしまったからです。
休職期間を経て、復職面談に臨んだ時、私は確信しました。
自身の保身に走る上司の言葉を聞きながら、不思議と怒りはありませんでした。
「ああ、この出来事はギフトだったんだ」と。
彼らという「悪を演じてくれる人」がいなければ、私は今でも自分に嘘をつき、
本当の人生を生きることから逃げていたでしょう。
でも本当は、もっと前からわかっていた。
私の魂(本音)は、「ここは私の望む場所ではない」と言っていたのに、私は気づかないふりをしていた。
なぜならば、居心地の良い場所を出るのが怖かったから。
私がもらったギフトはとてつもなく大きかった。
組織の歪み、会社の病理を、身を持って体験させてくれたこと。
そして、「同じ痛みを持つ人」の気持ちを、骨の髄まで理解できたこと。
すべては、私がここ(Balance Method)に立つために必要なプロセスでした。
■ すべては「エゴ」だったと気づいた夜
今なら分かります。
「こうあるべき」「こうしなくては」と自分を追い込んでいたのは、他ならぬ私自身の「エゴ」でした。
他人の評価軸で生き、自分を演じ続けることは、緩やかに自分を殺す行為に等しい。
かつてチームマネジメントのために学んでいたNLPやコーチングが、
まさか自分自身を救う命綱になるとは思いもしませんでした。
しかし、その「理論(Science)」と、自分を取り戻す「体験(Soul)」が融合した時、
私の新しい人生が始まりました。
あなたへのメッセージ
私は、まっすぐな道を歩いてきたわけではありません。
けれど、泥臭く、全力で生きてきたからこそ、伝えられることがあります。
もう、演じるのは終わりにしませんか?
「あるがまま」で生きることは、弱さではありません。自分勝手でもありません。
それこそが、困難な時代を生き抜くための、最強の生存戦略です。
社会の中で戦い、傷つき、それでも前を向こうとするあなたへ。
かつての私のように「自分軸」を見失っているあなたへ。
あなたが「役割」からそっと解放され、
本当の人生を歩み始めるその時まで、私が全力で伴走します。
あなたの中には、いつも答えがあります。
その答えをあなたの真ん中に導き出すのが、私のミッションです。
急がなくてもいい、慌てなくてもいい。
ゆっくりでも全然良いんです。ほんの少し、変わりたい、このままでいいのだろうか?と
ふと思うことがあったなら、The Balance Labの扉をノックしてみてください。
P.S.
私もあなたと同じ、社会で傷ついた一人の人間です。
特別な才能があったわけではありません。
ただ、「自分を生きる」と決めただけ。
次は、あなたの番です。
