不安を感じているとき、
多くの人はこう思います。
「早く安心したい」
「この不安を消したい」
とても自然な反応です。
不安は苦しいし、できれば感じたくない。
でも──
不安がなかなか消えない人には、
ある共通した勘違いがあります。
不安は「消すもの」だと思っている。
その勘違いとは、
不安は消せば安心になるという考え方。
実はこれ、逆に不安を強くしちゃうんです。
なぜなら、不安を消そうとした瞬間、
人は無意識にこう問いかけるからです。
「まだ不安はあるか?」
「ちゃんと消えただろうか?」
まぁ、なんて余計なお世話かしら!?って思っちゃいますよね。
そしてこの問い自体が、
脳に「不安を探せ」という指示を出します。
でも、ここを一番理解してほしい。
不安は、危険のサインではないってこと。
多くの人は、
不安=何か悪いことが起きる前触れ
だと感じることが多いです。
でも実際には、
不安の正体は危険そのものではありません。
不安は、
「先を予測しようとしている状態」
ただそれだけです。
ただ・・それだけなんです。
つまり、
不安がある=ダメではなく、
不安がある=考えているということ。
そして、安心しようとするほど、不安は残る。
「大丈夫だよ」
「考えすぎだよ」
「ポジティブになろう」
こうした言葉で
不安を押し込めようとすると、心は置いてきぼりになります。
心の中では、
「まだ終わっていない」
という感覚が残るからなんです。
不安は、納得しない限り静まりません。
なかなか・・・頑固者ですね笑
では、どうすればいいのか??
実は、不安が少しずつ落ち着くのは、
消そうとしたときではなく、存在を認めたときなんです。
・私は今、不安を感じている
・そう感じる理由がある
・それはおかしなことじゃない
この認識が入ると、
脳は「もう探さなくていい」と判断します。
すると、
不安は自然と背景に下がっていきます。
だから、私のYouTubeでは、よくそこにあるって感じてみてくださいってお伝えしているんです。
不安があっても、
人はちゃんと呼吸ができます。
選ぶことも、動くこともできます。
不安が問題なのではなく、
不安を排除しようとすることが苦しさを生みます。
不安を感じない人になる必要はありません。
不安があっても、自分でいられること。
それが、安心の正体かもしれませんね。
不安が消えないのは、
あなたが弱いからではありません。
ただ、不安との距離の取り方を
まだ誰にも教わってこなかっただけ。
それに気づいた瞬間から、
不安はもう「敵」ではなくなりますよ。
